スポーツの効用と効果といえば、言うまでもなく健康維持や心の健康が上げられます。また、スポーツを観戦する人びとに感動・勇気・希望を与えることもできます。
ライフスタイルの変化により、子供からシニア世代まで体を動かす機会は徐々に減っています。また少子高齢化で人間関係が希薄になりつつある今日、「生涯スポーツ」という観点で、年齢・性別を問わず、誰もが気軽に参加できる場所やその仕組みを提供することは、今後さらに重要になると考えます。
そこで、私たちの使命として、時間的あるいは経済的条件や環境に係わらず、「いつでも」「だれでも平等に」「いつまでも」をキーワードに、それぞれのライフステージの中でスポーツを楽しみ、継続することができる環境をつくり、健康で明るく楽しく、生き生きと過ごせる「コミュニティーの場」を創出したいと考えました。
これを実現するために、グランセナフットボールクラブをはじめ、地域のスポーツクラブ、学校、地方公共団体と横断的な連携を持ち、施設・人材等を有効活用するなど、他のスポーツ団体等との協力関係を築き、好循環を創出してまいります。
このような体制のもと、積極的に地域の皆様の意見を取り入れ、地域住民が主体となり参加できるスポーツ環境を整え、支援することで、地域のスポーツ文化の形成に努めたいと思います。

日常生活の中で、荷物を運んだり、階段を登ったりとちょっとした場面で普段以上の筋力を必要とする場面は多くあります。 そのような時にもより楽にでき、身体を支え、動きを生み出していくには、筋肉が強靭であること、 ケガを予防するために柔らかくしなやかに動かせることが大切です。
日頃、散歩やウォーキングを行っている方も、これらの運動を加えることで、身体活動に幅をもたせることができるようになります。 これらの社会的要求から、NPOにいがた健康スポーツでは、グランセナ・フットボールクラブ(新潟市西区小新)の協力を得て、 グランセナの総合的な運動施設専門の講師のもとで、 介護予防をめざす一般高齢者を対象にした介護予防の運動機能向上と口腔、栄養改善に対するカリキュラムを実施いたします。 日頃、家庭内においでの方、個人で散歩やウォーキングを行っている方で、もっと本格的な健康運動・介護予防運動、 関連講習に参加された方のために、介護予防の総合的なカリキュラムを設定いたしました。 健康増進をお考えの方、介護予防運動を継続的に行いたい方は奮って当教室へご参加ください。

特定非営利活動法人　にいがた健康スポーツ
理事長　清水秀雄